GWが始まりましたね(執筆当時の話です)。如何お過ごしでしょうか(執筆当時の話です)。執筆当時の話でしたがそれもまた一つの”今”になってしまいました。時の流れとは不思議なものですね。とか言っていたら“今”もまた“過去”のひとつになってしまいました。
オタクはどうせ暇だと思ったので、今回はアニメに飽きたオタクのための平成ライダーおすすめレビュー的なアレをやりたいと思います。
これ良さそうｗと感じた作品があれば是非連休を使って視聴してみてください＾＾(執筆当時の話です)
当然ですが評価や感想は全て僕の偏見と独断と主観によって生まれたものです。
クウガから現行のビルド(執筆当時の話です)までとおまけでアマゾンズまで入ってます。GとかTHEとかは入門に見るものじゃないと思ったので割愛しました。ゆるして。掲載順は放映年に沿って並べてあります。←ジオウ追加します。←予想以上に長文語りしてしまったので1期2期で記事を分割しました。2期編はこれから書きます(煉獄入場)。
☆評価について
「初見おすすめ度(以下おすすめ)」と「オタクに受けそう感(以下オタ受け)」を☆1～5くらいで表しました。あくまでも特撮初見勢に向けるおすすめ度と僕が心の中で飼っているキモ・オタクが熱中しそうだと思った度数なので、別にこれが高いから面白いとか低いからつまらないとかいうわけではありません。
☆説明について
一応全作品一周は視聴済みですが未周回作品もあるのでガバってる所はゆるして。ネタバレは避けますが“バレるネタがある”ことは書いてありますお覚悟を。作品情報についても何かソースがあるわけじゃないので鵜呑みにすんなよ自分で考えてこそのニチアサだぞ。
☆“次に見るなら”について
完走後に(ライダーええやん、もう1つくらい見るかぁ)と思ったオタク向けのNEXT推奨です。作風やテーマの近いものを出来るだけ1期・2期から1作ずつピックアップしてます。昔見た○○だけは覚えてるゾw面白かったゾwという一部履修済オタクはここも要チェックだ！(てれびくん)
始まります 。
おすすめ：☆☆☆
オタ受け：☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
説 明：いわゆる「平成ライダー」シリーズの１作目。放送順遵守過激派はここから見よう。１作目なのもあってか露骨に親世代向け。ありとあらゆる描写が徹底的に“現実”だから子供心を忘れたひねくれオタクにオススメ。
古代種族グロンギをクウガが封印する。話の軸はすごくシンプルだけどこの作品は綺麗な方の“人間”を描くのが上手い。“汚い方の人間”が見たい性悪オタクは龍騎とかファイズとかを見ろ。
極みof神作品だけど最大の欠点が“クウガっぽい作品がクウガしかない”ということ。作風がシリーズ全体を通してもかなり異端。クウガモドキはライダーどころか特撮全体を見回しても見当たらない。一度視聴してしまったが最後、永久に”仮面ライダークウガ”を求めてクウガを見続ける事になる脱法薬物。国が取り締まる前に見とけ。
おすすめ：☆☆☆☆☆
オタ受け：☆☆☆☆
説 明：前作のクウガが昭和ライダーの雰囲気を若干引き摺って王道特撮ヒーロー的プロットだった(嘘は言ってない)のに対しアギトは３人の主人公格による群像劇で、特撮ヒーローモノというよりオカルトミステリードラマにバトルシーンを挟んだようなテイストになってる。
日常パートの映像はまさに“日常を切り取った”雰囲気。それ故に戦闘や怪人周りの”異質感”が際立っていてとても良い。
典型的な”平成１期”なので平ラ入門作に悩んだらとりあえずアギト。
次見るなら→龍騎 ビルド
おすすめ：☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
オタ受け：☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
説 明：お ま た せ 。龍騎を思春期に見てしまった者は一人の例外なく全員オタクになる、と噂の究極限界クソオタク製造機。オタクの好きなものがここに全部詰まってる。
願いを叶えるために13人のライダーがお互いを殺し合う話、いわゆる群像劇バトルロワイヤル。登場するライダー13+a人全員の個性がそれぞれしっかり確立されていて、けれども死ぬ時は“ちゃんと”死ぬ。キャラクターに対するあまりにも平等な容赦の無さがこの作品の真骨頂だと思いました(オ特小並早)。
Fate(特にzero)とか未来日記とか好きなオタクは絶対に見ろ。好きじゃなくても見ろ。こんな記事読んでる暇あるなら見始めろ。
次に見るなら→オーズ エグゼイド
☆仮面ライダー５５５
おすすめ：☆☆☆☆
オタ受け：☆☆☆☆☆
説 明：良い意味でも悪い意味でも「ライブ感」な作品。視聴中は最高に盛り上がってうおおおお！！！ってなるけど後で冷静になって考えてみると（ん…？）ってなる展開がままある。良くも悪くも“1期”な作品。ただ急に綺麗な伏線回収もしたりするので侮れない。
怪人側のストーリーにもスポットを当てているのが特徴、オタクくんそういうの好きだよね？
555の劇場版｢パラダイス・ロスト｣は独立したほんへとは異なるパラレルワールドを描いていてほんへ未視聴でも普通に見れるからお試し視聴としておすすめ。クッソ重要なネタバレ喰らうけどまあそれはそれ。“結末”を追うためには相応の“覚悟”が必要なんだよね。
次に見るなら→アギト ドライブ
おすすめ：☆☆☆
オタ受け：☆☆☆☆☆
説 明：ニコ動見てるとよく目にする「オンドゥル語」の元ネタ作品。主要キャストの滑舌が危ういのがよくネタにされてる。
序盤は正直オンドゥル語目当てくらいの気持ちで見てないと退屈な話も多いけど中盤以降は普通にストーリーがうおおおってなってくるから耐え。貴方に“友達”がいるならある程度オンドゥル知ってる人達と複数人で見るほうが面白いと思います。
随所で言われてる話だけど最終回が最高に”仮面ライダー”してるからとりあえず最終回までは見よう。
次に見るなら→龍騎 ウィザード
おすすめ：☆☆
オタ受け：？
説 明：俺は好き(先制攻撃)。タイトルからわかるように和風テイストのライダー。とりあえず3～4話くらい見てみて性癖感じたら全部見ろ。感じなかったらもうやめていい。
魔化魍と呼ばれる妖怪みたいな存在を退治する鬼とその弟子達の話。平ラにしては珍しくEDテーマが存在、作風とベストマッチしてるので曲を聞いて何か“感じた”んならほんへも見ようね。EDがあるのはクウガと響鬼だけ、のはず。
クウガの持つソレとは少し異なるけれど響鬼も独特なリアリティがある。コンクリートフォレストでケミカルなシティライフを過ごしてるデジタルボーイ＆ガールは響鬼を見て原風景的ジャパニーズノスタルジーに溺れろ。
民俗学とか妖怪とか妖怪とかそういうのが好きなタイプのオタクはハマると思う。逆にハマらない人には絶対にハマらないタイプの作品。俺は好き(おやこあい)
おすすめ：☆☆☆
オタ受け：☆☆☆
説 明：信者もアンチも同じ事を言っているタイプの作品。脚本以外の水準はシリーズ全体と比べてもかなり高くて特にライダーデザインは歴代最強クラス。
キャラクターが突然意味不明な言動をし始めたりいかにも重要そうな設定が自然消滅したり逆に唐突に出てきたりするけどそういうもんだってわかってて見る分にはまあ普通に面白い。いろんな意味で。最初に見るものではない、と思う。
OPが曲も映像もありえんかっこいいから、見ようね！
次に見るなら→剣(ブレイド) ビルド
おすすめ：☆☆☆☆☆
オタ受け：☆☆☆☆☆
説 明：TV放送終了後も３年くらい劇場版が作られてた化物。
愉快に騒がしく重いストーリーを展開する2期作風の先駆け的な存在。よく見ると話めちゃんこ複雑だけど肩の骨を抜いてライトにも視聴出来る。
声優のボイスに抵抗が…とか特撮モノは苦手…ってタイプのオタク以外なら万人におすすめできる優等生作品。なあ特撮苦手兄貴はなんでここまで読んだん？
次に見るなら→W エグゼイド
おすすめ：☆☆
オタ受け：☆☆☆☆
説 明：まじでこの世の全ての“なんかオシャレな文章”好きに教えてあげたいんだが『仮面ライダーキバ』の怪人ファンガイアには全てのオタクを虜にする禁断の裏設定“真名”がある。 これがありえんオシャレで以下略。
怪人の名前もそうだけどサブタイトルとか提供画面とか、キバは細かいところがめっちゃ“洒落てる”。怪人に｢毒薬の瓶から誠意が溢れた｣とか｢断頭台と巣箱に共通する命題｣とか名付けるの、どういう精神状態になれば出来るのか教えて欲しい。キメてんだろ？
父と子、過去と現在の物語を同時に進行していくせいでストーリーは多少複雑だけど一気見すればそれほど気にならない。響鬼みたいに割と世界観が独特な方なので平ラ処女を捧げるのには不向きだと思う。お洒落好きなインスタ女子はここから！
次に見るなら→ディケイド ローゼンメイデン
おすすめ：☆☆☆
オタ受け：☆☆☆☆
説 明：各ライダーの世界を旅する破壊者の話。1期ライダー体験版まとめかと思いきや別にそういう訳では無かった。
ほんへとは異なるクウガからキバまで…に加えて＋αで昭和ライダーやらスーパー戦隊やらの世界を主人公が巡る話。オリジナル設定の世界もあるけれども全くの別物設定ストーリーもあるのでディケイドから他ライダーに入ろうとしている人は注意。
各世界の物語は普通に面白いし1世界2話完結なのでテンポも良い。似たような立ち位置のジオウよりは元ネタ未視聴でも楽しめる作品だと思う。1期全履修オタクはOP映像で一緒に射精しよう。3、2、
次に見るなら→W ウィザード
2期まで入れると異常な長さになってしまうので分割します。6月までには書きます(余命宣告)。
ちなみに現在公式チャンネルにて全作1話2話が無料公開されているので時間に余裕があるオタクはそれを見てもよいかもしれませんね(自己存在否定)
あ、業務連絡なんですけど現状あまりにも更新頻度がうんちぶりぶりなので、はてなブログ開くと出てくる“今日のお題”みたいなやつを今後はたまに書いてみたいと思います。
